出汁と人柄は負けません、日向屋の魅力
なぜ、大阪ではおいしい鰹節が育つのか。その秘密に迫る深堀り企画。
「おおさかの鰹節育て隊」が各企業や店舗に取材に伺い、その様子をレポートします!
今回は日向屋さんにお話を聞きました。
お客様とこれからも良い関係を
美味しい鰹節を販売し、鰹節を通してお客様と長くお付き合いしたいと思っています。ほとんどのお客様は出汁を取るために鰹節をご購入していただけるので、良い出汁を取っていただくために傷みの無い良い節を選んでいます。また、仕入れる際も獲れた産地だけでなく様々な観点で厳選して仕入れています。
売るだけではなく、お客様との会話も大切に
お店に来られる方は飲食店、総合食品や介護施設などの給食関係のお客様が多いですね。その中でもお客様との会話はとても大切にしています。買いに来てくださったときや、お客様の元へ配達したときに「最近どうですか」と会話をするんです。お客様の近況も知ることができますし、より良い関係を築いていくためにひとことふたことの何気ない会話を大切にしています。
花かつおはうちの自慢もの
私たちは花かつおの形、産地、味、香りにこだわっていますから使っていただければ美味しいと言ってもらえると思います。花かつおはとくに味と香りが強く、鰹節の原料を作る前の生の鰹の状態も気にして仕入れることも多いです。やっぱり良い鰹は良い花かつおになる。良い原料は仕上がりが全然違うんです。
料理に合わせた削り節を使い分け
大阪は料理によって削り節の使い分けが上手だと思います。例えばうどんには鯖やウルメの出汁、煮炊きものには鯖の出汁が良いなど、料理一つひとつに合わせた出汁の使い分けをしています。昔から削り節を使い分けていた文化があったからこそ、大阪は出汁文化が発展しているんだと思います。
市場にも気軽にお越しください!
一般のお客様は市場に入りにくいと思いますが、そんなことはありません。ちょっと覗いてみよう!というような気軽な気持ちでお越しいただければ嬉しいですね。出汁と人の良さは負けませんよ!お待ちしています!
株式会社日向屋
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